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2023.06.23業界情報
4パーミル・イニシアチブ
※「パーミル(‰)」とは「パーセント(%)」の10分の1の単位で、
4パーミルは1000分の4、パーセント(%)では0.4%に相当します。
4パーミル・イニシアチブとは
4(フォー)パーミル・イニシアチブとは、土壌に炭素を貯留することで、大気中の二酸化炭素濃度を低減させ、
地球温暖化を抑制させる取り組みで、フランス政府がCOP21にて提案した考え方です。
世界の土の中に含まれる炭素量を毎年0.4%増加させることで、
人間の経済活動などによって増加する大気中に放出させる二酸化炭素の増加量を
相殺できるというものです。
山梨県が行う農業分野での脱酸素化の取り組み
①草生栽培
桃やぶどう等の畑に生えた雑草を刈り取って、畑に残しておくことで、土壌に炭素を留めておきます。
②たい肥の投入
桃やぶどうなどの畑に「たい肥」を投入することで、土壌の改善だけでなく、土壌に炭素を貯めます。
③剪定枝の利用
桃やぶどうなどの植物が光合成により大気中の二酸化炭素を炭素として貯めた後、その枝を剪定した後に炭やチップにして土壌に貯めます。
④消費者への呼びかけ
4パーミル・イニチアシブの取り組みは、この取り組みで生産された果実を消費することでも参加できます。
「山梨県の4パーミル・イニシアチブの取り組みについて」
https://www.pref.yamanashi.jp/oishii-mirai/contents/sustainable/4permille.html をもとに作成